INTERVIEW

品質をしっかり
確認した誇りを
持って合格印を押す。

PROFILE

品質保証部 検査課 1係3班
2008年入社

一個たりとも不良品を社外に出さない。
そんな強い気持ちを持って検査を行います。

品質保証の検査課では、まず性能検査器を使って、工場で作った製品が正しく機能するかどうか確認します。決められた機能で動くことを確かめたら、外観にキズや汚れがないかを見て、品質に問題がなければ私の名前が入った合格印(インスペクション)を押します。自分の名前が入った印を押して出荷するので責任は大きく、「一個たりとも不良品は社外に出さない」という強い気持ちを持って仕事に取り組んでいます。当社にとっては何千個のうちの「たった1個」の不良品であっても、最終的に使うお客様にとっては「1分の1」の不良になってしまうわけですから、厳しく検査を行います。
隅々までしっかり検査しようと思えば、必然的に時間がかかってしまいます。効率だけを考えれば、早く検査をした方がいいのは言うまでもありません。しかし、社長からは「時間を短縮することより、しっかり確認して、不良品を1個も出さない方が重要だ」と言われています。こう言ってもらえることが、本当にありがたいと思います。

普段は優しく、でも時には厳しく。
若いメンバーの指導も任されています。

最近は班長として、メンバーの指導も任されるようになりました。メンバーには自分が過去に体験した見落としや失敗例を話して、同じ失敗を繰り返さないようにしています。でも、人を教えるのは難しいですね。今もどうやって教えればいいかを常に考えながら、メンバーと接しています。
やり慣れた製品を検査する方がポイントがわかって楽ですが、色々な製品を検査できた方が、トラブルが発生した時に全員で対応できます。そこで、計画的に担当する製品を変えて、すべての製品を検査できるように育成しています。
検査の仕事は、ミスが無くて当たり前。責任は重いですが、友人が車を買った時に「ボンネットを開けたら、オルタネータに細田の印が押してあるのが見えたよ」と言われた時は嬉しかったです。自分が検査した製品が世の中に出ているんだと実感しました。そんな喜びを味わえることも、検査の良さだと思います。

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